視覚障害の専門家である歩行訓練士が被災した現地に赴く災害支援も始まったばかりである。
医療をはじめ各種専門家チームが現地入りしているが、視覚障害もまた歩行訓練士をはじめとする方々が現地入りしている。
私もまた現地入りできる装備品や体制を整えてはいるが、運転はペーパードライバーである上に雪道は走行経験はなく、帰ってチームの足を引っ張るのではという不安が頭を過ぎる。
一応運転免許は保持しているが。
そうやって二の足を踏んでいる全国の歩行訓練士は多くいると思う。ただ、そうでも言わないと、精鋭部隊とは言えず、悩みどころかとも思われる。
熊本地震の時は、開始2時間で足を骨折し福岡に強制送還された経験があるが、たかだか2時間でも熊本で災害支援に参加していたという経験は残った。
それが今、しかさぽとして商品開発に脈々と活かされている。
怪我はしたが経験もした。貴重な経験だ。
是非一度、災害支援を一度でも経験され、地元に戻った時災害対応や減災などに活かしてほしいと思う。
多くの歩行訓練士達に現場を踏んでくれたらと願っている。

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