昨年から訓練対応もしている。

以前、この事業をするもっと前は訓練対応のみだったので、たとえばどの基準で見定め、どういう経緯でその商品が当事者の手に渡ったか、よほど当事者に聞かない限り知ることは出来なかった。

適した商品が手元にある場合もあるが、大半は見え方だったり、操作が複雑だったりと、当事者にマッチしていない商品もあり、しかもその商品を使える様になりたいという様な訓練依頼もあるので、現場に入って頭を抱えることもしばしばであった。

今は、この当事者に必要な商品は何か?という商品選定から始まり、当事者に適した商品を訓練する流れが出来ている。

中には適した規格やデザインがなければ、当事者の見え方、意向や考えに沿った商品を製作して対応することもある。それはやはり、訓練対応だけでなく、商品の開発や販売も行っており、断然に幅広くずいぶんと小回りが効くようになったからだ。

日頃の訓練対応により、その方の特性を理解し、最適化された商品を使って支援することで、その方がより豊かな人生を過ごす。

それは訓練士としても楽しみである。

少しでも長く続けていきたいと思う。

最適化を目指しています。

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