「F」と「J」にポッチがついている。親指の先でもホームキーがわかるようになっていて、なんだか嬉しい。

このキーボード、バックライトも付いていて、暗闇でもキータイプができるという代物。

エンターキーとスペースキーは若干大きめ。各キーには微妙に角度が付いていて、親指で押すときの配慮がなされている。

視覚障害者にとって、これまで愛用してきた「らくらくホン」が物理的キーありまくりの機種だったため、特にスマホデビューのiPhoneだと他の操作は好意的に受け入れられても、キー入力になって、途端に挫折される。10代、20代は若さもあって、結構掻い潜って使い方とかキー入力などそれでもこなしてくるが、それ以降の30代から上は、物理的キーボードが欲しいと言われる。

そんな方にはぴったりのキーボードである。

写真の機種はiPhone15。日本でも売られておらず、イギリス本社の海外ネットショップで購入した。

ただ、そこにも辛うじて物理的ボタンのあるSEに対応するキーボードは取り扱いはなく、日本でも16Pro、16Pro Maxしか取り合ってない。

それでも物理的キーボードのこのClicks keyboardは十分なプラス面をもたらしてくれるし、何よりiPhone一体型のキーボードは他に類を見ない。

正月明けにでも当事者使用レビューをお届けできたらと思う。

ね、FとJにポッチがあるでしょう?

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