「自立した子に育てたいなら、パンダに学べ。」
そんなタイトルを目にして、思わず微笑んでしまいました。けれどその中身は、とても本質的。
干渉しすぎず、放任もしない。パンダの親のように、“適度に手を差しのべる”支援こそが、自立への一歩になる——という話です。
この考え方、しかさぽが大切にしている支援のスタンスに、実はとても近いんです。
しかさぽは、視覚に不安がある方や、生活の中で「見えにくさ」を抱える方に向けて、ダイアリーやカレンダー、バッグなど、日常に寄り添うアイテムを作っています。けれど、商品は“すべてを補う”ためのものではありません。
私たちが目指しているのは、「自分の工夫で使える」「選べる」「見つけてもらえる」**“ちょうどいい支援”**なんです。
たとえば、白黒反転のダイアリーは、書きたい人が書けるようにデザインされています。
車のライトで光るバッグは、誰かに頼らなくても「私はここにいます」と伝えられる工夫です。
子どもも、大人も、障害の有無に関わらず、「誰かにやってもらう」より、「自分でできた」が自信になります。
だからこそ、しかさぽは、がんばりすぎず、あきらめすぎず、“自分らしさを守れる支援”を届けたい。
「あとちょっと」を支えることが、ほんとうのやさしさ。
そんな思いを込めて、今日もひとつひとつのアイテムをお届けしています。

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