しかさぽのカレンダーといえば、これまで「黒地に白文字」のタイプをお届けしてきました。

視認性が高く、まぶしさを抑えたそのスタイルは、これまで多くのロービジョンの方に「見やすい」とご好評をいただいています。

でもある日、こんな声を耳にしました。

「私は白地の方が見やすいんです」

「黒地だと、光がにじんでかえって見えにくくて…」

視覚障害といっても、その“見え方”は本当に人それぞれ。

明るさの感じ方、コントラストの捉え方、目の疲れやすさ…。

誰かにとってちょうどよいものが、別の誰かには合わないこともあるのです。

だから、しかさぽでは**「白地に黒文字のカレンダー」**もご用意することにしました。

すっきりとした白地に、しっかりと読み取りやすい太さとバランスの黒文字。

数字が目に入りやすいよう、配置やフォントにも細かな工夫をこらしています。

シンプルなデザインだからこそ、使う人の“いつもの暮らし”に自然と溶け込んでくれるはずです。

「私にはこれがちょうどいい」

そんなふうに、自分に合う選択ができる安心感を、しかさぽは大切にしています。

黒地でも、白地でも。

それぞれの“見え方”に寄り添えるカレンダーを、今年も心を込めてお届けします。

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