しかさぽの歩行訓練や視覚支援の現場では、「技術」や「知識」と同じくらい大切にしていることがあります。
それは、「時間を大切にすること」。
たとえば、待ち合わせの5分前に現地に着いておくこと。
メールや連絡にできるだけ早く返すこと。
訓練が予定通り終わるよう、無理のない構成を考えること。
どれも特別なことではありませんが、**「この人は、私の時間を大切にしてくれる」**と感じてもらえるかどうかが、信頼関係に大きく関わってきます。
視覚に不安がある方にとって、「予定どおりに動けること」は生活の安心そのものです。
支援者が時間にルーズだと、次の予定に影響が出たり、気持ちが乱れたり…。
だからこそ、時間を守ることは、“安心を届ける支援”でもあると、しかさぽは考えています。
また、返信やレスポンスが早いことも、相手を気にかけている証になります。
「すぐに返事はできないけど、確認中です」と一言あるだけで、相手はホッとできる。
それだけで「この人は信頼できるな」と感じてもらえるのです。
支援とは、相手の生活や気持ちの流れに“そっと寄り添う”こと。
だからこそ、しかさぽは「時間を守る」ことも、“やさしさ”のひとつだと信じています。

コメントを残す