私は、歩行訓練士として視覚障害のある方の自宅を訪問し、日々の暮らしや移動の支援を行っています。また、社会福祉士としても、一人ひとりの持つ力と可能性に目を向け、その人らしい生活の実現を目指しています。

支援を通して私が感じるのは、「できること」は思っているよりずっと多い、ということ。周囲のサポートや道具の工夫、環境を少し整えるだけで、「無理だと思っていたこと」が当たり前のようにできるようになる。その瞬間に立ち会うたび、私は当事者の力を信じて良かったと実感します。

だからこそ、私はただ「困りごと」を代わりに解決するのではなく、「一緒にできる方法を探す」ことを大切にしています。そして、しかさぽのツールも、そんな伴走者としての想いから生まれました。

困難に出会ったとき、自分を責めるのではなく、「どう工夫すれば進めるか」を考えてほしい。あなた自身が人生の主役であり、選択し、行動できる存在だということを、私たち支援者は信じています。

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