視覚障害のある方の支援をしていると、「一歩踏み出すのが怖い」という言葉をよく聞きます。

新しいことを始めるとき、失敗したらどうしよう、自分にはできないかもしれない――そんな不安は、誰にでもあるものです。

ましてや見えにくさや見えなさを抱えていれば、そのハードルはなおさら高く感じられるでしょう。

だからこそ私は、「安心して挑戦できる環境」を整えることが支援者の役割だと考えています。

たとえば、安全に歩けるように道具や環境を整えたり、「失敗しても大丈夫」と思える声かけをしたり。

そうした小さな積み重ねが、「やってみよう」という気持ちにつながるのです。

しかさぽの商品もまた、そうした“挑戦の土台”になることを目指しています。

見やすさや使いやすさに配慮したツールは、「あ、これならできるかも」と思えるきっかけになります。

挑戦とは、自分らしい人生を描くための第一歩。

それを支えるのは、技術や制度だけではなく、「あなたの挑戦を応援したい」というまなざしだと思うのです。

私たちはこれからも、「安心できる挑戦の土台」を届け続けたいと考えています。

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