私が初めて白杖で街を歩けたとき、

それは不安と誇りが入り混じる、不思議な時間でした。

けれど、そばに訓練士がいてくれたから、前を向くことができた。

いま、その“誰かの支え”が届かず、歩きたくても歩けない仲間がいます。

歩行訓練士が足りない。

養成機関も2つだけ。

訓練を受けるまで2年待ちなんて、おかしいと思いませんか?

一人でも多くの仲間が、一歩を踏み出せるように。

一人でも多くの支援が、無理なく続けられるように。

制度を変えるのは、大きな声じゃなくて、

「変えたい」と願う心から始まると、私は信じています。

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