視覚障害者の就労支援がこれからますます重視されるなか、「生活支援」と「就労支援」がつながっていることが改めて見直されています。

朝の準備、通勤の動線、身の回りの管理。そうした日々の暮らしが整ってはじめて、「働く」が現実のものになります。見えにくい、見えないからこそ、**生活の土台を整えることが“就労支援の第一歩”**なのです。

また、就労はゴールではありません。働くことは、自分らしく社会とつながるための「手段」であり、日常の延長線上にあるものです。生活支援員がその橋渡しとして、支援機関や職場と連携する姿勢も求められています。

わたしたちの「働く」は、自分らしく生きることの表現でもあります。支援の形が少しずつ変わりゆく中で、自分の声を伝えることもまた“働く”ことのひとつなのかもしれません。

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