九州・沖縄には、およそ26,000人の視覚障害者が暮らしています。しかしそのうち、2024年度に実際に「歩行訓練」を受けられた方は、わずか1%以下――ほんの数百人に過ぎません。

この背景には、深刻な「歩行訓練士不足」があります。たとえば福岡県全体でも、常勤で活動されているのはわずか3名。大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、沖縄といった県でも、それぞれ1名程度しか在籍しておらず、必要な人に訓練が届かない状況が続いています。

視覚障害者の“歩く権利”が地域や運によって左右されている現状を変えるために、声をあげ、支え合うことが今、求められています。

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