「白杖を持ってるのに、見えてるんですか?」

「手帳がないなら、支援は使えません」

――私たちロービジョン当事者が日常でよく直面する言葉です。

はっきり「見えない」わけではない。でも「困らない」わけでもない。

その“中間”に私たちはいます。だからこそ、支援の制度からこぼれ落ちやすいのです。

医療と福祉、教育と就労――すべてのつながりが弱い中で、「誰に、どこに相談すればいいか分からない」まま孤立してしまう。

支援が必要なのに届かない。実はこれが、私たちの日常にある大きな課題です。

この声を可視化していくことが、これからの制度づくりに欠かせない一歩だと信じています。

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