医療機器も、スマートフォンも、AI技術も。視覚障害を支える可能性は、確かに広がっています。
けれど実際には、必要な支援に「届かない」「知らない」「教えてもらえない」ケースがまだまだあります。
都市部と地方では、専門職の数も、受けられるサービスの幅も大きく違います。歩行訓練や生活訓練が必要なのに、そもそも訓練士がいない、という現実。
さらに、最新の支援機器があっても、その情報がきちんと届いていない。使い方を学ぶ場も少ない――。
私たちは、こうした「支援の空白地帯」に目を向け続けます。
進歩する技術が、誰の手にも公平に届くように。支援が必要な人に、迷わず届く仕組みを。
ロービジョンの現場から、そんな未来をともに描いていきたいと考えています。


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