「何か成果が出ないと、応援しにくい」――そんな声を時々聞きます。
でも視覚障害リハビリの現場で本当に大切なのは、「うまくいったか」よりも、「どれだけやろうとしたか」という過程です。
できなかった動作が少しスムーズになった。昨日より自分から声を出せた。
そんな小さな一歩が、やがて大きな変化を生むのです。
しかさぽは、挑戦する姿そのものに価値を見出します。
誰かが「今日もやってみたね」と声をかけるだけで、次の日への希望が生まれます。
子どもでも大人でも、“信じてもらえている”という感覚は、努力のエネルギーになります。だから、私たちはどんな状況でも「信じてるよ」と言える支援者でありたいのです。
「成果が出るから信じる」のではなく、「信じるから成果が出る」――この順序を大切に、しかさぽは歩んでいます。


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