欧米では、歩行訓練士(O&M)が初等中等教育の正式カリキュラムに入り、米国はECCの必須領域として常設、英独も専門職が学校や支援センターから継続的に関わります。北欧は統合教育中心ながら、国立リソースが集中的な訓練を提供。
一方、日本は学校配置の制度が未整備で、実施は校ごとの裁量。専門人材も不足し、地域差が大きい。国際的には後発グループといえます。
だからこそ、いま必要なのは——
歩行指導の必修化(学習指導要領で時期・時間数を明確化) 歩行訓練士の学校配置制度(配置基準+財政措置、巡回配置も可) 養成拡充(教員養成にO&M課程、現職の長期研修・資格取得支援) 連携強化(教育×福祉×医療の地域ネットワークと家族支援) 評価と可視化(全国指標で実施率・成果を毎年公開)
「安心して一人で歩ける力」は、学び・仕事・暮らしをひらく基盤。しゃかさぽは、学校と地域をつなぎ、歩行の自立を“標準装備”にする改革を後押しします。


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