夏の暑さもようやく一段落。しかし、気温差や疲労の蓄積で「夏バテ」を感じやすいのも、この夏の終わりの時期です。そんな時におすすめなのが「甘酒」。実は冬の飲み物のイメージが強い甘酒ですが、古くから「夏の栄養ドリンク」として親しまれてきました。
甘酒にはブドウ糖、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれています。特にビタミンB群はエネルギー代謝を助け、疲労回復に役立つ栄養素。アミノ酸は筋肉や脳の働きを支え、集中力や気力の維持にもつながります。またブドウ糖は体にすぐ吸収されるため、だるさを感じるときに素早くエネルギーを補給してくれます。
「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養バランスに優れた甘酒は、暑さで食欲が落ちた時期にぴったり。食事から十分に栄養をとれない日でも、甘酒なら消化にやさしく、体にスッとしみ込んでいきます。冷やして飲めばのどごしも爽やかで、まだ残る暑さにも心地よく寄り添ってくれるはずです。
しゃかさぽ流のポイントは、「続けやすさ」。毎日一杯、朝や昼に甘酒を取り入れるだけで、体のリズムが整いやすくなります。スーパーやコンビニで手軽に手に入るものから、無添加・麹仕込みの本格派まで種類も豊富。自分に合った甘酒を選んで“夏の終わりの養生習慣”にしてみませんか。
夏を走り抜けた体と心を整え、秋を元気に迎えるために。甘酒は、昔ながらの知恵と現代の健康習慣をつなぐ頼もしい一杯です。


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