「うちの子、友達が少なくて大丈夫でしょうか」

保護者の方から、しゃかさぽでもよく聞く相談です。学校で静かに過ごしている、特定の友達しかいない、休み時間は一人のこともある――そんな姿を見ると、心配になるのは当然です。

最近の研究では、友達が少ない子どもほど、集団から外れていると感じたときに強いストレスを受けやすいことが分かってきました。さらに興味深いのは、友達が少ない子どもほど、たった一人の大切な友達との関係を守るために、相手に合わせる行動を取りやすいという点です。

これは「気が弱い」「主体性がない」という話ではありません。むしろ、その関係を失わないための、とても現実的で賢い適応行動なのです。

支援の現場でも、周囲に合わせすぎて疲れてしまう子、相手を優先しすぎて自分の意見を言えなくなる子に出会います。しかし、その子は弱いのではなく、「ここに居続けたい」という強い思いを持っているだけなのかもしれません。

大切なのは、友達の数を増やすことではなく、「安心していられる関係」が一つでもあること。そして家庭が、無理に社交的にさせる場所ではなく、「そのままで大丈夫」と戻れる安全基地であることです。

子どもは、安心できる場所があるほど外の世界に挑戦できます。もし今、友達の数で悩んでいるなら、まずは数ではなく、その子が安心できる関係があるかに目を向けてみてください。しゃかさぽは、子どもが自分のペースで社会とつながれるよう、これからもそっと支えていきます。

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